【2025年最新版】スズキスペーシアの納期と即納車情報
軽スーパーハイトワゴンとして人気のスペーシアは、2023年11月9日にフルモデルチェンジされ新型へと生まれ変わりました。
最近の新車は納期がかなり短くなってきてはいますが、スペーシアはその人気の高さもあって、比較的納期は長くなっています。
ここでは、本記事掲載時点でのスペーシアの納期や、即納車情報をお届けしたいと思います。

自動車専門ライター 高田 林太郎
軽スーパーハイトワゴンとして人気のスペーシアは、2023年11月9日にフルモデルチェンジされ新型へと生まれ変わりました。
最近の新車は納期がかなり短くなってきてはいますが、スペーシアはその人気の高さもあって、比較的納期は長くなっています。
ここでは、本記事掲載時点でのスペーシアの納期や、即納車情報をお届けしたいと思います。
▼もくじ
新車の納期が延びている背景には、世界的な部品不足や社会情勢の変化など、複数の要因があります。ここでは、スペーシアの納期に影響を与えている主な要因を確認しましょう。
近年の自動車産業は深刻な半導体不足に直面しています。現代の車にはカメラやセンサーといった電子制御部品が数多く使われており、それに必要な半導体チップの需要が急増。さらに、新型コロナウイルス感染症拡大に伴うリモートワーク需要の増加で、PCやスマートフォン向けの半導体需要が高まった結果、自動車メーカー向けの供給が追いつかなくなっているのです。
この半導体不足によって自動車の生産台数が抑えられ、多くの新車で納期が延びています。スペーシアも例外ではなく、注文してもすぐに生産できない状況が続いているのが現状です。
半導体不足に加えて、世界情勢の不安定さも納期遅延の原因となっています。たとえば、ロシアによるウクライナ侵攻は部品の調達ルートに混乱を引き起こしました。ウクライナには自動車用ワイヤーハーネス(配線)の主要工場があり、紛争によってその生産・供給に影響が生じたことは広く知られています。
このような国際的な物流混乱が続くと、必要な部品が予定通り工場に届かず、生産スケジュールに遅れが出てしまいます。グローバル規模の要因であるため、日本国内だけでは解決が難しく、継続的に納期へ影響を及ぼす可能性があります。
さらに、為替変動(特に円安傾向)も自動車の納期に間接的な影響を与えています。円安が進むと、海外から調達する部品のコストが上昇するため、自動車メーカーや部品メーカーの負担が増大。部品メーカー側では原材料費の高騰を価格に転嫁しにくく、結果としてメーカー各社の生産計画見直しや価格改定が迫られ、受注から生産までのリードタイムにも影響が及ぶケースがあります。
また、為替変動に伴う新車価格の値上げ前に注文が集中すると、一時的に納期が延びる要因にもなり得ます。このように、経済情勢の変化も新車納車時期に影響を与える背景の一つです。
では、スズキ スペーシアの最新の納期状況はどうなっているのでしょうか。月刊自家用車の情報によると、2025年6月時点でのスペーシアの工場出荷時期目処は、以下のとおりです。
上記期間は、メーカー出荷までのおおよその目安です。工場出荷後には販売店への輸送や納車前整備の時間も必要となるため、実際にユーザーの手元に届くまでにはさらに余裕が必要です。 したがって、「約2〜3カ月+α」を想定しておきましょう。グレードやカラー指定を控え、標準装備・人気オプション無しで注文した場合、最短1〜2カ月で納車されます。在庫車を除く場合でも、HYBRID G/GSやベース、ギア系で早期納車が多いです。人気グレード(HYBRID XやカスタムXS)に「全方位モニター」や「2トーンカラー」など特別オプションを組み合わせると、最長5〜6カ月まで納期が延びる事例が目立ちます。販売店の混雑状況やオプションの装着状況によっても前後しますので、正確な納車時期を知りたい場合はディーラーへの確認が確実です。
参考:https://ant-llc.co.jp/car/spacia/nouki
スズキ初の軽スーパーハイトワゴンとして2013年にデビューしたスペーシアは、スタンダードモデルとアグレッシブなイメージの「スペーシア・カスタム』という2種類に加えて、2022年には商用車登録となる『スペーシア・ベース』という3タイプをラインアップしています。
今回デビューした3代目の新型スペーシアとスペーシアカスタムは、『日常をもっと愉しく、便利に、快適に!』ということをコンセプトとしてつくられたものです。
デザインのモチーフとされているのは『コンテナ』。先代のスペーシアはスーツケースをモチーフとしていたのですが、そこからさらに上を行く『もっと自由に』『もっと使いやすく』という思いがそこには込められています。
スタンダードなスペーシアのエクステリアデザインは、先代モデルとよく似たものとなっていますが、これはキープコンセプトを目指したものではなく、新たにデザインをしていった結果として似てしまった、というものです。スペーシア・カスタムのほうは、メッキ加飾をうまく使い、薄型LEDヘッドライトやシーケンシャルウインカーの採用などで上質な雰囲気を実現しています。
インテリアは収納のしやすさや装備の充実などによって、先代モデル以上の使い勝手の良さを実現しています。ドアパネル上部のトレイや3つあるUSBポート、後席の座面先端が持ち上がることで荷物の落下を防止してくれる『マルチユースフラップ』などは、実際に使う人のことを考えた装備といえるものです。メーターパネルはデジタル式で、カラーのマルチインフォメーションディスプレイも装備されています。
先進運転支援は、前方を監視するカメラを画角を広げた単眼とするのと同時に、ミリ波レーダーを追加することで、より精密な監視が可能となり、アダプティブクルーズコントロールにカーブ手前での減速機能や車線変更のアシスト機能、割り込み車の接近警報機能などが装備されています。前方監視機能の強化によって前を走るクルマの軌跡情報や縁石、ガードレールなども認識できるようになったことから、車線維持支援や車線逸脱抑制機能もレベルアップしています。
エンジンはターボと自然吸気という2種類となっていますが、先代モデルと同様にマイルドハイブリッドシステムが組み合わされています。トランスミッションはCVTで、WLTCモード燃費は自然吸気モデルが25.1km/L、ターボモデルは21.1km/Lです。
スペーシアを一日でも早く納車してもらいたいという場合、できることはいくつかあります。
それは車のサブスクを利用するというものです。ここではそれについてご説明します。
スズキは公式サブスクリプションとして、スズキ定額マイカー7( https://www.suzuki-finance.co.jp/lease/personal/teigaku_mycar7/)を展開しています。
これを利用すると納期をある程度短縮することが可能です。
スズキ定額マイカー7の契約期間は7年となっていますが、5年経過後はいつでも乗り換えが可能となっています。またリース契約終了後は、スズキの新車への乗り換え/車両の返却/そのまま乗り続ける、という3つの選択肢を選ぶことが可能です。
サブスクを展開しているサブスク会社によっては、スペーシアの即納車を用意していることがあります。
例えばニコノリでは、最短の場合契約完了から2週間でスペーシアの納車が可能です。
※本記事掲載開始時点での情報です。
なぜこれほど短期間で納車ができるのかというと、ニコノリは、全国約150カ所のディーラーやメーカーとの取引があり、販売実績も豊富であることから、優先的に車を提供してもらえる環境を構築しているためです。他社の場合、サブスクでも数カ月かかるケースもありますが、ニコノリは短期であるため、すぐに車が必要な人にとっては非常に魅力的だといえるでしょう。
またニコノリは、複数のリース会社と提携しており、審査を受けられるチャンスが多くなっています。さらにリース料金自体が定額であることから、所得が少ない人でも審査に通りやすくなっています。
ニコノリの月額料金には、各種登録費用を含めた車両本体価格、税金・保険、車検・点検代、保証、メンテナンス費用が含まれているため、高額な初期費用を用意する必要がありません。また、車検のタイミングでの出費も不要であるため、コストを管理しやすい点が特徴です。
スズキ スペーシアの納期状況は、以前と比較するとかなり改善されてきました。特に2023年頃には約4カ月待ちだった納期が、2025年現在では約2〜3カ月程度まで短縮されています。これは半導体不足や物流混乱が徐々に解消され、生産体制が安定してきたことが背景にあります。
スペーシアの納期が長引く主な原因
今後、半導体の供給回復や生産ラインの効率化が進めば、スペーシアの納期はさらに安定する可能性が高いと考えられます。ただし、年度末や販売キャンペーン期間中などは注文が集中するため、一時的に納期が長引くこともある点には注意が必要です。スペーシアの購入を検討している方は、最新の納期情報を随時チェックし、早めに注文することをおすすめします。
ここでは自動車の納期に関するよくある質問とその回答を紹介します。